ごちゃまぜ鳥の市【演劇】
初めて生理がきたときの気持ち悪さ。
心から好きな人と一緒にいるときの高揚感。
【女】の特権であり、通過儀礼をごちゃまぜにしたような劇を見た。
なかないで、毒きのこちゃん
「鳥の市2018」
2018/12/27
@OFF・OFFシアター
脚本・演出 鳥皮ささみ
鳥の市 2018 | 演劇・ミュージカル等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!
3つの劇の詰め合わせだった。
「おせきはん、たく。」
叫び続ける演技は少し好みではないが、初めて生理がきて気が動転している心を表していると思えばよかったとも言える。
生理がきてお赤飯をたく風習は未だに分からない。これから毎月やってくる憂鬱と戦わなければならないのに。
「そば屋のあつこちゃん。」
好きな人が一緒になれない運命だったとき、どうすればいいのだろう。
私はドライな方なので別れるけれど、それでも一緒にいたいと強引に逆らい続ける強い意思は憧れる。
あつこちゃんが恋人に「はいと言いなさい」という場面でチャゲアスのセイイエスを盛り込んだときは笑った。
「ビックリハウスのこと、あの子のこと、その他もろもろ」
ハッピーなお話。
何も考えずに笑えた。
とりあえず幸せならそれでいいじゃない。
(マリーユーを躍りながら歌う場面は、役者達が歌詞を覚えてないのかな?と思うところがあったけど、それもあえて笑いにしちゃえばいいのにと思った)
終わり。
年末は深いこと考えずに笑ってたいよね。
(☆☆)